Rehabilitation System外壁リハビリシステム

建物の外壁は建築後10年以上過ぎると、改修・補修工事が必要となります。

当社は官公庁施設をはじめ、永年の一般建築物の修繕・改修工事の経験を生かし、建築物という大切な社会財産をより永く守る(Rehabilitate)為、常に技術革新を絶やす事なく皆様のお手伝いをしています。

改修工事は事前に必ず調査を行わなければなりません。
調査には予備調査から機器を使った調査まで種々あります。
特にコンクリート面は、凍結・塩害・中性化・アルカリ骨材反応などの影響を受けて傷んでいる場合がありますので、慎重に調査する必要があります。


Example & Cause損傷事例と原因

ひび割れ・欠損・強度低下

  • 科学的要因(鉄筋の発錆 / アルカリ骨材反応)
  • 使用条件による影響(振動の繰返し / 凍結融解 / 温度変化による伸縮)
  • 構造上の問題(配筋量不足 / 不同沈下 / 過荷重)
  • 外力の影響(地震 / 台風 / 火災 / 事故)
  • 材料不良(水セメント比のズレ)
  • 施工不良(養生不足)

モルタルの浮き・タイルの剥がれ

  • 使用条件による影響(振動の繰返し / 凍結融解 / 温度変化による伸縮)
  • 構造上の問題(残留応力)
  • 外力の影響(地震 / 台風 / 火災 / 事故)
  • 材料不良(耐アルカリ性不足 / 配合不良)
  • 施工不良(下地処理不足 / 養生不足)

シーリング材の劣化・汚染

  • 防水機能低下(接着面からの剥離 / シーリング材の破断・軟化)
  • 外観不良(シワ・シーリング材の変形・変退色・ひび割れ・白亜化 / 仕上材の浮き・変色

Investigation事前の調査診断

予備調査
新築時の設計図書や過去の修繕記録を調査。
本調査(一次・二次・三次)
目視・打診などにより、損傷の具合を確認するために実施。
施工調査
選定された改修工法を施工するのに必要な情報・数量を得るために実施。

目視による外観調査

建物の外観状況を観察し、ひび割れ状況、浮き状況、欠損、爆裂の状況、シーリング劣化状況などを把握します。

打診・実測による調査

クラックススケールなどを用い、ヒビ割れの幅、延べm数を確認したり、テストハンマーなどによる打診を行い、モルタル・タイルの浮きの位置や延べu数を確認します。

中性化テスト

フェノールフタレイン試薬(1%エタノール溶液)を散布し、pH値を確認します。

コアボーリング

コアボーリングにて仕上げ層の厚さや浮き状況を確認します。

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